まだ見ぬあの地へ --旅すること、書くこと、生きること--(産業編集センター) 2020年10月発売

あの旅が今の自分をつくっている――
日々の暮らしの中で、
過去の旅と今が交差する瞬間を切り取った
旅と人生をめぐる断想集
(帯より)

2014~17年にミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」に連載していた「遊牧夫婦こぼれ話。」をベースに、旅が自分に与えてきた影響、そしてそこを発端として考えてきたことをまとめたエッセイ集です。

過去に書いた各文章を改めて推敲し、細部に手を入れることによって、結果として、いまの自分のさまざまな考えや正直な気持ちがこもった本になりました。この本を書いて、あの旅の5年間の経験がその後の自分の考え方や生き方に本当に大きく影響していることを改めて感じています。読んでくださった方それぞれに何かを感じてもらえる本になっていることを願っています。